無銭LANに対抗するために、ルーターを更新しました。引っかかった項目をメモしておきます。

・IPv6 対応になったため、PC名で(自宅)メールサーバーを指すと無反応。IPv4での指定が必要。
・終端装置の電源を切らないと、新しいルーターを認識しない
・ゲーム機からはLANを見えないように設定すると、Windows のDHCPが見えなくなるので注意
・イーサネットコンバーターは非常に便利。さようならWDS

新しいルーターは、設定項目が少ないのが欠点です。
しかし、何となくインターネットが快適になった気がします。多分気のせいですけど・・・

無線LANの方は、真面目に快適になりました。さすが、11n です。

ファイルの転送では 100Mbpｓ 以上出るので満足度は高いです。 

iPhone OS4 や、新型 iPhone の発表を控えて、ネットが騒がしいと思ったら、
新型 iPhone の情報がひょんな事からリークされて大騒ぎになっています。

「iPhone 4G / HD」かもしれない謎の携帯、拾われる (Engadget)
【号外】飲み屋に落ちてた次世代iPhoneを徹底解剖 (GIZMODE)
次世代iPhoneリークの舞台裏 (TechCrunch)

秘密主義で知られる Apple ですが、今回は「偶然にも」新型iPhoneの姿がネットに出た様です。
記事の違法性を指摘する向きもありますが、なかなか微妙な状況なので、訴えるのも難しそうです。

「PCを所持した状態での飲酒は禁止」という会社を知っていますが、
お酒の席が情報漏れの出発点であることは、洋の東西を問わないみたいですね。

新型 iPhone の発表会では、今回の件をネタにしたジョークを希望します

シャープなど13社が「手描きコンソーシアム」を設立 (PC Watch)

目の付け所は面白いと思います。
しかし、日本のこの手のコンソーシアムは、大抵成果が出ないのが現実。
「船頭多くして船山に登る」の結果にならないと良いのですが・・・

この手のコンソーシアムは、理念は良くても実が伴いません。
米国の場合は、掛け声だけじゃなく実際に物を出してきます。これは大きな差です。
※TRON も 「仕様書は作るから、実装はやってね」 だから失敗したと思っています。 

タブレットでは有名な WACOM が入っていないのが気になります。既存の技術ではダメなのでしょうか?
足の引っ張り合いをしている限り、標準化技術など夢物語だと思います。

無銭LAN･･･別に誤植じゃなくて、「電波ただ乗りLAN」 の事です。

無線LANの暗号化規格に WEP がありますが、これは既に破られています。
そして、暗号解読を自動化したシステムが「無銭LAN」として、電気街で売られているわけです。

秋葉原のマジコン露店　「売れてます！噂の無銭ＬＡＮ」 (アキバBlog)
他人のネットタダ乗り“無銭”ＬＡＮが秋葉原でバカ売れ (ZakZak) 

存在は知っていましたが、ここ最近見かけることが多くなっています。
任天堂DS 等は WEP にしか対応していないので、仕方なく WEP を使っている人も多いのではないでしょうか?

無線LANのメーカーも対応策を講じています。
最近の無線LANルーターは、SSIDを複数設定できて、WEPを利用している場合はPC-LANに参加できないとか･･･
ただ乗りを防ぐのは難しいにしても、LANへのアクセスを防ぐのは急務となっています。

ということで、ルーターを更新することにしました。
我が家のLANはIPV6にも未対応だったので、良い機会です。11n のスピードにも期待できそうです。 

MS の新しい携帯端末 Kin については懐疑的な見方をしていますが、MS には明確な意図的がありました。

マイクロソフト、Kinがねらう市場とは (gizmode)

記事によると、MS は 「意図的に全く違う製品を全く違う種類のユーザーに売ろうとしています。
それらはお互いにまったくかぶらないように設計されています。」 との事です。

私は、多くの事象を 「分かってやっているなら問題ない」 と捉えることにしています。
Kin は OS ではなく、MS のブランドで出すハードウェアなので、 この様な戦略をとることにしたのでしょう。
iPhone の様にエコシステムを確立できるかは未知数ですが、面白い試みかもしれません。

MS のハードウェアといえば、MS マウスや XBOX が有名です。
どちらもそれなりに成功している所をみると、 意外に化けるかもしれませんね。